政府がe-Governmentの推進のためe-Government Integrated Data Center「e-GIDC」を建てる

ミャンマーの通信省は、e-Governmentが発展するためe-Government Integrated Data Center、通称「e-GIDC」を韓国と協力している。
2018年4月から9月にかけて「e-GIDC」と関連する作業をやるつもりである。
韓国の会社は、ネピドーに建てる「e-GIDC」作業を実地研究していて、データセンターに大切なデータを保全するため、また、災害でデータが壊れないため、データバックアップシステムを入れて建てるつもりである。
その「e-GIDC」をネピドーのZambuthiriに建てる予定で、2018年4月にスタートし、3年間程度かかる予定だ。
Tatkoneに1つのe-Governmentデータセンターを建てて、全ての省庁のために様々なサービスを提供する共通のe-Governmentアプリケーションの政府個人管理システム(Government Personnel Management System「GPMS」)、電子文書管理システム(Electronic Document Management System「EDMS」)とE-Mailシステムを構築する予定である。
「e-GIDC」のために、韓国の経済開発協力基金(Economic Development Cooperation Fund「EDCF」)からの貸金で8000万ドルを使うと、2016年6月9日に行われた政府の会議に提案を出した。
ネピドーで「e-GIDC」をTier3まで建てて、データが壊れないためのデータバックアップシステム以外に、ヤンゴンのタンリンに災害リカバリーセンター(Disaster Recovery Center「DRC」)を建てる予定である。
そして、電気、発電機、UPS、空調(Heating Ventilation and Air Conditioning「HVAC」)、火災対策、ネットワークなどをN+1 Fault Tolerantシステムで建て、1年中99%稼働率とダウンタイム1.6時間のサービスも出来る。
政府の様々な組織のサーバー、ストレージを置くため、e-GIDCに500のラック、DRCに100のラックを置く予定である。
DDoS、IPS、VPN、Web Firwallなどのセキュリティシステム、ネットワークマネジメントシステム、サーバーマネジメントシステム、ファシリティーマネジメントシステムなどを使って、中央管理が出来るためのオペーレータールームも一緒に作る予定である。
高速ネットワーク(Government Service Network GSM)もネピドーで作る予定で、e-GIDCを繋いで、政府のサービスを国民が便利に使えるようにすることが目的である。
「e-GIDC」を建て、電子システムでのサービスの利用、24時間のサービスの利用、経営、より良いセキュリティ、時間とお金の削減などが出来る。
国のe-Governmentシステムの発展のため、サイバーセキュリティのため、省の従業員やCIOにICTコースを教えており、2年習った人は800人以上いると4月2日の新聞でも発表している。
逓信省の公使はe-Government合議2017でe-Governmentシステムを2004年から始めて、2016年にミャンマーのe-Government率は193の国の中で169番目になっていると発表した。