ミャンマーのオンライン広告配信サービス会社MOA

ミャンマーにおいて、オンラインマーケティングといえば、SNS(≒facebook)マーケティングが主流だ。
インターネット利用目的のほとんどが、facebookをはじめとしたSNS利用となるため、オンラインマーケティング=SNSマーケティングとなっている。
また、SNSの中でもfacebookの利用率が圧倒的に高いため、オンラインマーケティング=facebookマーケティングとなっているのが実態だ。

・デジタルマーケティング手掛けています。
・オンラインマーケティング請け負います。

そんな会社もいくつか存在するわけだが、実態を聞くと、ほとんどの会社のサービス内容がfacebookの運用サポートであったりする。
それは、ある意味で的をついているが、真のオンラインマーケティングではないように感じるし、今はいいけれど、長い目で見たら、疑問符が頭に浮かぶ。

そんなミャンマーのオンラインマーケティングの世界において異色を放つ企業がある。それがMOA社(MyanmarOnlineAdvertisement社)である。
約1年前にサービスを開始した新しい会社だが、彼らの戦略は尖っている。

facebookマーケティングには目もくれない。「ただのfacebook運用やるだけなんてナンセンスだ。」とでも言っているかのようだ。
彼らは、ミャンマー国内の著名ウェブサイトを対象にしたオンライン広告のネットワークを構築している。いわば、ウェブサイトに的を絞り、オンライン広告事業を展開しているのだ。
提携先のウェブサイトは、ニュースサイトやエンタメサイト、スポーツ系のサイトまであり、幅広く網羅する。彼らに言わせれば「メディア系のサイト等、自社で広告枠を設けて運営しているサイトを除けば、ミャンマーの主要なウェブサイトは限られており、40〜50サイトほどしかない。」らしい。彼らはその半分と提携済みであり、現時点のミャンマーにおいては、抜群の圧倒的に抜きん出たネットワーク力を誇っている。そして、順次ネットワークは拡大中だ。

オンライン広告を希望したい場合は、ターゲット層を示し、相談し、イメージを伝えれば、MOA社が経験に基づいたアドバイスを提供してくれ、適切な広告配信先を提案してくれる。
実際に、相談してみたところ、かなり具体的かつ理にかなった提案を行なってくれた。
インプレッション数に応じて、課金される仕組みを取っており、画像広告、動画広告のいずれの投稿も可能だが、サイトによって配信可否が異なる。イメージ広告の場合は、投稿のイメージを伝え、ロゴデータ等を渡せば、あとは彼らがサポートしてくれる。2017年6月時点では、コンテンツ作成では課金せず、広告配信のみに課金している。

興味があれば、ぜひ MOA社直接 もしくは MynmarTechPress窓口(日本語可)まで問い合わせください。

ゲストライター:桂川融己