米政府と3大学、兵士の脳力強化へタッグ

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アメリカを代表する3つの大学が政府と手を組み、兵士の脳の力を人間の限界をはるかに超えて引き上げる技術の開発に取り組んでいる。

アメリカ軍の先端技術研究機関であるDARPA(国防高等研究計画局)は、体の動きに関わる神経に電気刺激を与えることで脳のパフォーマンスを高める方法を研究してきた。同機関は名だたる大学と協力しながら、この研究を兵士の戦闘関連の能力向上に応用しようとしている。

DARPAによれば、この技術を使えば、通常は数年かかる新しい言語の習得を兵士がわずか数カ月でこなせるようになり、その他の軍事的スキルも大きく向上させられる可能性があるという。

DARPAは、脳や脊髄、体の他の部位につながる神経に電気信号で刺激を与えることで脳の能力を高める、という方法でこの技術を開発している。同機関はこの技術を兵士の訓練に活用する考えで、たとえば新しい言語を数年ではなく数カ月で習得できるようにすることなどを想定している。より幅広く、戦闘スキルの指導にも役立つ可能性がある。

DARPAは複数の大学と連携してこの技術を開発している。ジョンズ・ホプキンス大学は聴覚認知と言語学習を向上させる技術に取り組み、フロリダ大学は意思決定や学習、運動能力を高める技術を開発している。アリゾナ大学は偵察や武器の取り扱い、戦闘戦略に関連する分野を担当している。DARPAが開発しているこの技術は人々に本当の意味で恩恵をもたらしうる一方で、有害な目的に悪用されるのではないかという正当な懸念も存在する。