住人の健康を見守るスマートホームのコンセプト

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まるで家庭専属の医師のように、住人の健康を見守る新しいスマートホームのコンセプトが登場した。主に高齢の住人を対象にしたもので、家の中で普段と違う強い揺れや振動を検知すると、自動的に家族に知らせてくれる。さらに、住人一人ひとりの基本的な健康チェックも定期的に行うという。

テック企業はすでに、音声コマンドやスマートフォン、スマートスピーカーで操作できるスマート冷蔵庫や洗濯機、電球、ドアロックといった製品を手がけてきた。今回のスマートホームがそれらと違うのは、住人の健康を見守ることに特化して作られている点だ。

このコンセプトを開発しているのは、カンザス建築大学の教授であるコリストラ氏と、その教え子たちだ。このスマートホームには生体データを測定するセンサーが備え付けられており、高齢の住人が転倒した際には家族に知らせることができる。また、歩き方や睡眠パターン、排尿の頻度なども記録できるという。

設計に組み込まれたスマートミラーは、がんの原因となりうるしこりや新しいほくろ、脳卒中の兆候をチェックできる。スマートバスルームでは、体内の水分量や排出される老廃物の量も計算できる。教授によれば、体内の水分量を測ることは心臓の健康を測る重要な指標になるという。教授とそのチームは、このスマートホームを建設するための資金として5万1000ドルを確保しており、今年度の終了後に建設を計画している。

このプロジェクトの発案者によれば、このスマートホームは高齢の住人の健康管理のあり方における大きな進歩であり、住む人にとってまさにかかりつけ医のような役割を果たすことになるかもしれないという。