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私たちが今使っているインターネット回線は、各地に点在する通信塔のような地上インフラを通じて届けられている。しかし世界が変化し続ける中で、人々は常に新しい技術革新を求めており、大手テック企業の一つであるAppleも今、少し違ったアプローチでインターネットを届ける方法に取り組んでいる。この報道をもとに、Appleが地上インフラを介さず、衛星経由で宇宙から直接地球へインターネットを届けようとしている計画について、現時点で分かっていることをまとめる。
Bloombergによれば、Appleは衛星を使って宇宙から地球へインターネットを配信することに特化した新部門を立ち上げた。同社は、Googleの宇宙船部門トップだったジョン・フェンウィック氏と、同じくGoogleで衛星エンジニアリング部門トップを務めていたマイケル・トレラ氏を採用している。両氏は、Dropcamの共同創業者であり、Appleの宇宙プロジェクト部門を率いるグレッグ・ダフィー氏の下で働くことになる。ダフィー氏のチームが具体的に何を開発しているのかはまだ明らかになっていないが、フェンウィック氏とトレラ氏の衛星分野での専門性を踏まえると、Appleが本当に宇宙から地球へインターネットを届けようとしている可能性は高い。なお、フェンウィック氏は以前、2014年にGoogleが買収した衛星企業SkyBox Imagingを共同創業した人物でもある。FacebookやGoogleも、それぞれ世界中にインターネットアクセスを届けるための独自技術に取り組んでいる。
Facebookは太陽光発電式のドローンでインターネットを配信する技術を開発しており、Googleは高高度気球を使った同様の取り組み「Project Loon」を進めている。報道によれば、Appleは地球周回軌道上の衛星を使ってインターネットを届けるプロジェクトで、Boeingとも協力しているという。スマートフォンや家電製品にとどまらず、Appleは今や自動運転車や衛星インターネットの分野にも進出している。