世界中に流行っているウェアラブル技術の長所と短所

COVID-19流行による健康意識の高まりなどにより浸透しつつあるウエアラブルデバイス(身体に装着するIT装具)。
世界と共にミャンマーでも流行っている注目のデバイスだ。
ウェアラブルとも呼ばれるこの技術は、アクセサリとして着用したり、衣服に埋め込んだり出来るだけでなく、ユーザーの体に埋め込んだり、皮膚に入れ墨したりすることまで可能な電子デバイスだ。

インターネットの広まりにより、過去数年間でウェアラブル技術も進歩を加速させてきた。
今日では、スマートウォッチ、メガネ、バーチャルリアリティ(VR)の形態でよく目にすることが多い。
そして、ウェアラブル技術を使用することには長所と短所がある点に注意してほしい。

ウェアラブル技術は、日常の生活をより簡単かつ便利にするように設計されており、フィットネスレベル、歩数、心拍数、体温などを計測し。そのデータを確認出来る。
電話、メール、テキスト、その他のほとんどすべてのアラートは、ポケットからスマートフォンわざわざ取り出さなくてもデバイスを表示させれば簡単に確認出来るから便利だ。
また、GPSで位置を追跡することも可能だ。

Photo Source: Myanmar Tech Press

社会では、このテクノロジーをさまざまな方法で活用される可能性が広がっている。
例えば、医療業界では医師は患者の心拍数、静脈の内部を、スキャンやレントゲンを待たずにウェアラブルテクノロジーを使用して確認できる。

様々な機能がある一方、バッテリー寿命がかなり短い傾向があるのが、ウェアラブルデバイスの短所だ。
一部のデバイスに活用すれば数日間持続するが、より高度なウェアラブルデバイスは1日程度しか持続しない。

また、ウェアラブルデバイスは、上記のような高度なテクノロジーが搭載されており、かなり高価だ。
更に多くのウェアラブルが(※)スタンドアロンではなく、インターネット接続によるクラウドとの連携が必要である。

今後、適切に機能させていく為に、何らかの大きなプラットフォームと接続することが、課題となるだろう。

(※スタンドアロン:機器がインターネットなどのネットワークに接続していない状態で情報の配信を行う機器のこと。)