ミャンマーの教育の教材になるMOOCsオンライン学習

現在は、日々技術が急速に発展しているので、情報技術を使って調査を行うことで、人間が迅速に学び、検索することができるようになった。
その上、FacebookやTwitterのようなソーシャルメディアアプリケーションで世界の東から西までつながることで、最新情報が共有できるようになった。
さらに、ViberやLineやWechatなどで他の国との通信が可能となる。
そして、国際教育プログラムの1つである国際的な大学の奨学金プログラムや、スタンフォード大学、イェール大学、ハーバード大学などの世界的に有名な大学が講義しているEラーニングのウェブサイトコースで学ぶことができるMOOCのオンライン学習ウェブサイトが作成されている。
また、国際的な大学教授の直接指導の授業を学び、B.A、i.M.B.A、i.M.S.Cなどを卒業することができる。

Image Source: https://www.coursera.org/

Massive Open Online Course、略してMOOCsは、Lynda.com websiteで1995年に作られ、その後、アイルランドのPOLHN(2005)、ALISON(2007)、UDEMY(USA,2010)のようなMOOCs Online Learningウェブサイトが出てきた。
始めにMOOCsのウェブサイトで載っている講義のビデオで学び、その後にそれぞれの試験を受け取ることで修了の資格がもらえる。
2010年までは世界中のMOOCsサイトの利用者が少なかった。
しかし、2012年にDaphne Koller教授とAndrew Ngコンピュータサイエンス教授はMOOCsの1つである「COURSERA」を作った。
世界中の149の大学がCourseraに協力し、芸術、人文科学、ビジネス、コンピュータサイエンス、社会科学、言語学習などの分野の2000以上の講義のビデオで学ぶことが出来た。
また、ビジネスの修士号(iMBA)、会計、データサイエンス(iMSC)、起業家精神などの4つの専門科目を含む専門化コースを卒業することもできる。
学生は、選択した専門科目について大学の教授から直接学び、限られた時間内で質問したりでき、授業に合格することができると、大学教授の署名付きの修了の資格がもらえる。
通常はコースは49~79ドルだが、ミャンマーのような発展途上国の若者たちは、奨学金プログラムを無料で申請するチャンスがある。
だから、すべてのミャンマー青少年にチャンスを逃さないよう調べてほしい。

Image Source: https://www.edx.org

別のMOOCsのEDXは2012年にハーバード大学とマサチューセッツ工科大学 (MIT) が設立し、世界大学ランキングの多数の大学も参加して教えている。
1700以上の講義があり、3500万人以上の学生がこのウェブサイトで学んでいる。
さらに、EdxのMicroマスタープログラム、XSeriesプログラム、Professional Certificatesプログラムを学ぶことができる。
EDXのMicroマスタープログラムの特徴は1度Microマスタープログラムの試験を通ると、特定の大学の修士の単位が33パーセント認められることだ。
だから、外国で修士号を卒業したい学生は、あらかじめコースを取ることで、より少ない時間と少ないお金で未来を切り開くことができる。
他のXseriesプログラムやProfessional Certificatesプログラムは、Google、Microsoftなどのテクノロジー企業によって認定されているため、就職にも有利だ。
1コースは通常49ドルから150ドルの料金がかかるが、途上国の若者は、90%の無料奨学金を得ることができる。

Image Source: https://www.futurelearn.com

ミャンマー教育発展のサポートに役立つMOOCsの最後に紹介するのがFurture learnだ。
Future Learnは2013年9月にOpen University(イギリス)が最初のコースをスタートし、7147332人もの学生が参加した。
Open Universityはイギリスで40年以上にわたる遠隔教育とオンライン教育を担当している英国政府と協力している大学である。
また、世界各地の139の大学と、ブリティッシュカウンシル、英国図書館、公認会計士協会(ACCA)、工学技術研究所(IET)のようなイギリス政府公認の団体が参加している。
多くの講義だけでなく様々な学位も取得できる。
しかし、必ずしも途上国に奨学金プログラムを提供するとは限らない。
ミャンマーの奨学金制度はブリティッシュカウンシルミャンマーのフェイスブックのページで発表され、これらのプログラムは年末の12月と1月で終わるものである。


Image Source: https://www.facebook.com/Zeal.for.Life.mm

さらに、私たちの国ミャンマーでは、MOOCsの啓発プロジェクトを実施し、ミャンマーの若者のMCE(マッシブ・オープン・オンライン・コース)のオンライン学習を広く知るために、初めての人道組織であるZeal for Life(Educational Network Myanmar)が設立された。
Zeal for Lifeは上記のMOOCsのウェブサイトで2年にわたり調査しているが、ハーバード、イェール、イリノイ、ロンドン大学で勉強したMOOCsのウェブサイトから奨学金を得た若者たちによって設立されたものであった。
MOOCsに参加する方法を知りたいのであれば、フェイスブックの検索ボックスで、@Zeal.for.Life.mm (https://www.facebook.com/Zeal.for.Life.mm/)と書いて探せばよい。
ここではミャンマー教育の支援になるMOOCsを紹介した。
国際的な奨学金をつかむための最高の機会となることを願っている。