Zawgyi?Unicode?ミャンマーの文字コード問題

ミャンマーではUnicodeではなくZawgyiというフォントを使っている人が多い。

そのためにwebサイトやSNSで書かれている文字もZawgyiフォントであることが多く、
Zawgyiフォントをインストールしていなければ文字化けしてしまうことが多い。

ミャンマー政府がUnicodeに統一するという方針を出しているが、大半の人がZawgyiフォントを使っているために、なかなか切り替えが進んでいない。

キーボードの配列が違うので、Zawgyiで入力してきた人は余程不便なことがなければ、Unicodeには簡単には移れない。

Unicodeが一般的に使われるようになって、PC、タブレット、スマートフォンの買い替えが一巡するまで少なくとも数年はZawgyiフォントが使われなくなることはないだろう。

webサイトを作る側からすると、厄介な問題である。

1.Unicodeが普及することを見越して、Unicodeでwebサイトを作る
2.ZawgyiからUnicodeへの移行は時間がかかるので、Zawgyiでwebサイトを作る
3.UnicodeとZawgyiのwebサイトを両方作る
のいずれかを選択することになるが、2や3を選択するwebサイトが存在することがZawgyiからUnicodeへの切り替えを阻む要因になるので、1を選択するwebサイトが増え、Unicodeへの切り替えが進んでいくことを期待する。