安全性の高いメッセンジャーアプリ”Signal”のご紹介

2014年にリリースされ、65言語に対応しているアプリケーションSignal(シグナル)は、他のアプリに比べより安全性の強い暗号化されたメッセージングアプリである。
Windows、Mac、Linuxでダウンロードして利用でき、無料で使用可能だ。(電話番号の入力が必要。)


Signalの基本的な使い方は、WhatsApp、Facebook Messenger、およびその他の人気のあるチャットアプリと全く同じだ。
1対1のメッセージ、グループ、ステッカー、写真、ファイル転送、音声通話、さらにはビデオ通話などの多数の機能を備えており、 グループチャットでは最大1000人、グループ通話は最大8人とコミュニケーションをとることが出来る。

Photo source https://signal.org/en/


Signalのインターフェースは非常に馴染み深いものだが、内部では大きく異なる。
Signalでの会話はエンドツーエンドで暗号化されため
、Signalの管理者でさえそれらを監視することは出来ないのが最大の特徴である。
他の一部のメッセンジャーアプリの場合は、暗号化機能はオプション機能として用意されているが、Signalは全てが隠されており、会話中の人だけがチャットの内容を閲覧できることから、安心して利用出来る。


他にも一定期間後にメッセージが自動的に削除される機能である、プライバシー機能も提供している。

なお、Signalでのコミュニケーションは非公開だが、匿名ではない。
また、サインアップする為には電話番号が必要である。
それがSignalでのあなたの識別子(固有ID)となるため、シグナルハンドルが何であるかを尋ねる必要がない。

SignalはSMSを置き換えるように設計されており、 Signalアプリをインストールしてサインアップすると、電話の連絡先へのアクセスを求められる。
Signalは連絡先を確認し、誰がどのSignalを使用しているのかを判別できる。

Photo source https://signal.org/en/


Signalアプリケーションは簡単に利用が開始できる。
AppStoreまたはGooglePlayから公式のSignalアプリをダウンロードし、セットアッププロセスを実行して、Signalに電話番号と連絡先へのアクセスを許可する。
ダウンロードはWindows、Macのほか、Linuxの場合はSignalFoundationのWebサイトから可能である。