ミャンマーや近隣国で、国内外に商品を輸送したい人に信頼されるKarzoプラットフォーム

2016 年 9 月に設立されたKarzo社が、このたび商品を輸送するプラットフォーム事業を開始した。

この輸送プラットフォームは、ミャンマー国内にとどまらず、タイ、インド、中国などへ商品を早く届けたい方には便利なプラットフォームとなっている。
事業領域を広げたい起業家には必見だ。

Karzoの創業者である Alex Wicks 氏は、初めてミャンマーを訪れた際に、Uber、Grab、Airbnb などのビジネスが盛んな時期であったことから、物資物流のテクノロジー プラットフォームを確立するというアイデアを思いついた。

Karzo Logistics Platform /CEO Alex Wicks 氏

2020年以降、Karzoの顧客は通関サービスである物品輸送および国境貿易サービスをより多く必要としているため、近隣諸国までの輸出入や商品保管のためのガレージの手配を含め、商品の輸送までのプロセス全体をサポートする様に、トラック台数やサポート範囲を拡大してきた。
現在、Karzo Platform は 550 台以上のトラックで商品を配送している。

Alex Wicks は、「 このサービスは小型トラックで商品の配送、eコマース製品、引っ越しなどのサービスから始まり、今ではB2B ビジネス、企業および中小企業、輸送企業のため契約が締結されるまで急速に進行した。企業と彼らの製品について間から情報収集して輸送以外にも信頼できる輸送、配布とサプライチェーンロジスティクスサービスを提供するプラットフォームだ」と 説明している。

また、Karzo 創設の背後にある考えについて、「トラック、倉庫、船、使用されていない場所、余分な場所と材料、無駄な所有物を有用にするという”Airbnb”のコンセプトが好きだ。テクノロジー ネットワークを調査した結果、ミャンマーで最も必要とされているのは信頼できる輸送サービスの欠如であることに気付いた」と述べている。

Photo Source karzo.com

商品の配達時、クライアントの種類、商品、製品の種類、貨物の場所、トラックの種類に基づいて最適なサービスが提案される。
運送会社の中には、年間契約を結んでサービスを提供している有名な会社もある。
現在はMMCやB2B事業と連携しており、プラットフォームの開始以来、約60名の企業ユーザーがサービスに登録している。

Karzo Platformでは主な事業であるトラックと輸送以外に通関手続き、 商品の配送、コンテナ 倉庫、プロジェクトやBulk Shipmentにも24時間対応している。
将来的な展望として、ミャンマーの物流システム全体をデジタルシステムとして変革したいとしている。

Karzo の CEO である Alex Wicksは、
「今年はドライバーアプリを作成し、市場にリリースする予定だ。また、仕入先が働きやすい環境を整えていく。私たちの側では、銀行、保険会社、販売店様と提携して単一のアプリから輸送を提供できるように、ドライバーとサプライヤーにも追加の収入を生み出す方法を作ることを計画している。将来的には、ミャンマーのロジスティクスシステム全体をデジタル システムとして変革したいと考えている。私たちが持っている最高のサービスと柔軟なサービスを提供するために、顧客との綿密な打ち合わせの末、何が必要なのかを細かく考えていくつもりだ。」
「もう一点はデジタルソリューション部門について、商品を安全に輸送する為、また、ユーザーを簡単に管理できるように、必要なものをデジタル化している。信頼できる物流業者との連携ができていることが、初のデジタル変換システムに安心して取り組めている要因だ。ユーザーにとっても便利になるよう今後も努力していきたい。」
と述べている。