Grab、1時間以内の配達を約束する日用品配達サービス「GrabMart」を開始

東南アジアを代表する生活密着型アプリGrabは、ヤンゴンで新たなオンデマンド日用品配達サービス「GrabMart」を開始した。

GrabMartは、Grabアプリを通じてヤンゴン市内数百店舗から、食料品、家庭用必需品、ヘルス&ビューティー用品、贈答品などさまざまな消費財を手軽に購入できる利便性を提供する。GrabMartの配達はすべて1時間以内に完了し、注文から配達完了までリアルタイムで追跡できる。写真提供 https://web.facebook.com/GrabMM/

パンデミックが続く中、国内では配達サービスの利用・依存が高まっており、GrabMartのローンチはまさに時宜を得たものだ。Grabのフードデリバリーサービス「GrabFood」は毎日数千人に食事を届けているが、GrabMartにより、消費者は自宅やオフィス、あるいは大切な人のための日用品を、手間なく注文できるようになる。

Grab Myanmarのカントリーヘッドであるシンディ・トー氏は、次のように述べている。「COVID-19により、ヤンゴンではオンデマンド配達サービスの普及が加速しました。これにより、Grabは既存の技術、幅広い配達ネットワーク、事業基盤を活用してGrabMartを立ち上げることができました。COVID-19後の『新しい日常』においても、配達サービスへの需要は高い水準を維持すると私たちは見ています。今後もGrabMartサービスの拡大に一層力を入れることで、消費者の買い物ニーズに応えるとともに、配達パートナーの収入機会の創出、そして中小の小売事業者の収益機会の拡大にも貢献していきます」

GrabMartに加盟する店舗パートナーは順調に増えており、近隣のミニマートから、医薬品、包装消費財、生鮮食品を扱う専門店まで幅広く含まれる。写真提供 https://web.facebook.com/GrabMM/

GrabMartには、ミャンマーを代表するコンビニチェーンG&Gとの提携によって設置された「Essentials」ショップも含まれる。この提携により、カマユッ、ダゴン、バハン、ヤンキン、サンチャウン、ラタ、パベダン、チャウッタダー、フライン、南マヤンゴンの計11タウンシップの住民が、数千点のブランド日用品に簡単にアクセスできるようになる。牛乳・乳製品、パン、即席麺、スナック、そして水・ジュース・炭酸飲料・アルコール飲料といった飲み物も注文できる。

GrabMartの店舗パートナーは、新たなオンライン顧客基盤、収益機会の拡大、そして注文管理を行うGrabのテクノロジープラットフォームへのアクセスといった恩恵を受けられる。さらに、セット割引や特別ディスカウントといった手法を通じて注文数を増やすなど、GrabMartのマーケティング力を活用して新規顧客の獲得や商品販売を後押ししてもらえる利点もある。今後数か月で、より多くの地元事業者がGrabMartの店舗パートナーとしてGrabプラットフォームに参加する見込みだ。

G&Gコンビニエンスストアを運営するCapital Diamond Star Group(CDSG)Retailのゲイボー・ドールマニョシュCEOは、「GrabMartとの提携をとても嬉しく思っています。この提携により、新規顧客への新たな接点が生まれ、既存のお客様にもうひとつのサービスをご提供できるようになりました。信頼できる単一のテクノロジープラットフォームの一員となることで、大切なお客様との関係にさらに良い影響がもたらされることを期待しています」と述べた。

GrabMartは別途アプリのインストールを必要とせず、Grabアプリのホーム画面にある「Mart」タブから新サービスにアクセスできる。利用者は加盟店舗の一覧を閲覧し、希望の店舗を選んで商品をカートに追加できる。カート内の商品を確認・数量変更・削除するには「View Basket」をタップする。「Place Order」をタップし、注文確認メッセージが表示されると注文が処理される。写真提供 https://web.facebook.com/GrabMM/

特に雨季が続くこの時期、1時間以内という配達の約束は消費者にとって大きなメリットとなる。注文完了後、利用者はGrabアプリのリアルタイム配達追跡機能や、配達パートナーとのダイレクトメッセージ・通話といった機能を利用できる。必要に応じて、Grabの24時間365日対応のカスタマーエクスペリエンスチームにも問い合わせが可能。

公共の場でのマスク着用義務の遵守を後押しするため、GrabMartではプロモコード「MASKS」を利用すると、認証済みの3層構造医療用マスクの配達料が100チャットになる特別プロモーションを実施している。

これまでにGrabは、東南アジア50都市でGrabMartを展開しており、3,000店を超えるスーパーマーケット・コンビニと提携している。GrabMartは現在、Grabが展開するシンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ、フィリピン、カンボジア、ミャンマーの8か国すべてで利用可能となっている。