環境をテーマにしたマルチメディア・デジタル展示「Doh Gabar」を開催

世界屈指の生物多様性を誇るミャンマーだが、森林伐採、環境汚染、野生生物犯罪、気候変動といった深刻な脅威に直面している。こうした喫緊の環境課題や、ミャンマーの生物多様性を守ることの重要性に対する認知を高めるため、EU(欧州連合)は、ミャンマーのビジュアルアーティスト・著名人・環境活動家たちの創作作品を紹介する6週間のマルチメディア・デジタル展示「Doh Gabar(私たちの地球)」を開始する。

当初はアート展示、映画上映、その他のイベントを組み合わせた企画として構想されていたDoh Gabarだが、COVID-19の影響ですべてデジタル形式へと形を変えた。ビジュアルアート、インスタレーション、教育動画・インフォグラフィック、国内外のドキュメンタリー、インタラクティブマップといったマルチメディアコンテンツが、生物多様性の喪失・森林伐採・気候変動・環境汚染という4つのテーマを軸にオンラインで公開される予定だ。EUおよびその他パートナーがミャンマー国内で資金提供する様々な持続可能性プログラムの専門家によるウェビナーも、Facebook上でライブ配信される。画像出典 https://bit.ly/2UpevR0

Doh Gabarは、世界環境デーである6月5日に、ソーシャルメディアを通じたデジタルキャンペーンとしてスタートする。今年の世界環境デーの世界共通テーマである「生物多様性」に合わせ、Doh Gabarはまずミャンマーの豊かな生物多様性、それがなぜ重要なのか、そして自然界のバランスを守り維持するために一人ひとり・各組織ができることを描いていく。

EU大使のKristian Schmidt氏は、次のように述べている。「世界はいずれ新型コロナウイルスを克服するでしょう。私たちが団結すればするほど、回復も早まります。それは、今なお続く環境破壊というパンデミックについても同じことが言えます。私たちは団結し、迅速に行動する必要があります。ウイルスと同じように、気候変動は私たちの『呼吸する力』そのものに影響を及ぼすからです。森林と海は、この地球の肺です。私たちが目指すべきは、元の状態に戻ることではありません。その『通常』はそもそも持続可能ではなかったのです。私たちに選択肢はありません――回復は『グリーン』でなければならず、そしてそれはすべての人にとってのグリーンでなければなりません」画像出典 https://bit.ly/2UpevR0

著名なビジュアルアーティストであるHtein Lin氏、Kaung Su氏、Zun May Oo氏、そしてドキュメンタリー写真家のHkun Li氏をはじめとする人々が、Doh Gabarに作品や環境に関する視点を提供している。ライブインスタレーション、絵画、詩、アーティストへのインタビューなどが撮影され、オンラインで公開される予定だ。

この展示は、6月15日に公開予定のウェブサイト(dohgabar.org)、European Union in Myanmar Facebookページ、そしてSMART Textile and Garments、Prevent Plastics、Thant Myanmar、Tha Bar Wa、Myanmar Climate Change Allianceといったパートナー団体や、その他環境保全に取り組む国内外の団体のソーシャルメディアページを通じて閲覧できる。


出典: en.myanmartechpress.com