UnionPay、QRコードで使える金融教育コンテンツ「決済・ファイナンスハンドブック」を提供開始

世界的な決済ブランドであるUnionPayは、ミャンマーでのカード利用者拡大を目的に、2019年6月10日から銀行や航空会社を通じてデジタルコンテンツ「決済・ファイナンスハンドブック」の提供を開始した。

正式名称「UnionPay’s Guide to Making Life Easier: a Payments and Finance Handbook」と呼ばれるこの新しい金融サポート機能は、各銀行、ミャンマー国営航空(MNA)のチケット販売本店、経済系の学校などで利用できる。利用者は加盟店に設置されたQRコードを読み取ることで、このコンテンツをダウンロードできる。


写真提供 – https://www.facebook.com/UnionPayInternationalMM/

UnionPay Internationalのアシスタント・ゼネラルマネージャーを務めるVincent Ling氏は次のように述べた。「ミャンマーでは依然として多くの人が現金を利用しており、デジタル決済への理解もまだ限定的です。これがキャッシュレス社会の実現に向けた大きな障壁になっていると考えています。このハンドブックの主な目的は、カード利用が根付いた社会をつくり、カード利用者同士の信頼を築くことです。それが、ミャンマーにおけるキャッシュレス社会の実現につながっていきます」

同氏によれば、ミャンマー語・英語のバイリンガルで作成されたこのハンドブックは、QRコードを読み取ることでどのスマートフォンからでもダウンロードできるという。銀行を訪れる人、旅行者、買い物客、大学生などが、QRコードを通じて「決済・ファイナンスハンドブック」アプリを入手できるようにすることで、より多くの人にダウンロードを促し、キャッシュレス決済がもたらす利便性を伴うより良い社会生活の実現を目指すとしている。


写真提供 – https://www.flaticon.com/free-icon/unionpay_825484

「決済・ファイナンスハンドブック」のようなWebリンクを利用するには、スマートフォン標準のカメラ機能や、業務用アプリ「Lightning QR Scanner」を使ってQRコードを読み取ればよい。読み取ると、記事やウェブページ、写真、リンクなどを閲覧できる新しい画面が表示される。

UnionPay利用者は、UnionPayのQRコードを通じて、中国以外の28か国・地域にまたがる2万店舗を含む、世界1,000万店舗以上の加盟店で支払いを行うことができる。この決済システムはミャンマーでも近く導入される予定だ。


写真提供 – https://bit.ly/2U9bzFL

UnionPay International(UPI)は、世界的な決済会社UnionPayのグループ会社で、グローバル事業を担っている。UnionPayカードはこれまでに52か国で累計75億枚が発行され、286万台のATMで利用可能で、世界の加盟店537億件以上に対応している。UnionPayは東南アジア10か国すべてでATM・POS向けにカードを発行しており、ミャンマーではAGD、AYA、CB、GTB、KBZ、MAB、MOBの各行と提携し、さまざまな決済サービスを展開している。