2023年1月よりMPTは請求書の紙の送付を停止することを発表

ミャンマー国営郵便電気通信事業体(以下、MPT)は、2023年1月より請求書の紙の送付を停止することを発表した。
電子請求書システム自体はPost-paidおよび FTTH サービスの全てのユーザーに利便性を提供するだけでなく、炭素使用量削減の取り組みの一環として2020年に導入されていたが、紙の送付は完全に無くなった。
現在ではさらなる拡張として、全てのPost-paidおよび FTTH サービス ユーザー(個人ユーザーのみ) は、請求書の代わりに SMS (テキスト メッセージ) 又は電子メールを介して電子請求書 (E-invoice) システムを受け付けるとしている。

Photo Source: http://www.mpt.com.mm/

デジタル請求書はMPT4U アプリとUSSD 方式*260# をダイヤルすることで利用出来る。
E-invoiceに登録する事で、ユーザーは月額 500 チャットで2022 年 12 月末までの 5 か月間、合計 2,500 チャットの軽減を受けられる。

MPT のお客様は、追加料金を支払うことなく、自分の情報(電話番号とメールアドレス)を入力して以下の方法でデジタルインボイス(電子インボイス)が登録出来る。
(1) 情報は https://www.mpt.com.mm/mm/e-invoice-registration-mm/ による登録
(2) 最寄りの MPT カウンター (TRA/Commercial Office) に行くことによる登録
(3) 登録するには、MPT ユーザーはコール センター (106) に電話するか、他のオペレーター ユーザーは 01-2399106 に電話して登録
(4) MPT4U アプリからの登録(Android および iOS ユーザー向けの無料の MPT アプリケーション)

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登録後、ユーザーは希望する方法でデジタル請求書 (E-invoice) の認証の為の SMS または電子メールを受け取る。
お客様はこれによりMPT が提供する多くのサービスを管理でき、MPTサービスの利用実績や料金を簡単に確認し、毎月の請求書の支払いも簡単に済ませることが出来るだろう。
具体的にはPost-paidで最新の 6 か月の請求書と支払い情報を表示したり、コンテンツやその他のサービスを簡単に検索したり、プロモーションプログラムへのアクセスなどの特典を楽しんだり、近くの MPT 店舗を見つけたりというのが可能だ。
デジタル請求書 (E-invoice) システムにより、お客様は以前の紙の請求書よりも早く、期限内に支払い請求データを受け取ることができ、完全にデジタルで確認出来る様になる。
請求書はお客様の電話 (またはコンピューター) に保存しておいても良い。

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デジタル請求書 (電子請求書) の支払いについてはMPT PayとKBZ銀行の AYA銀行、CB銀行のアイバンキング・モバイルバンキングが対応している。
もしくは MPT TRA などの支払いカウンター、郵便局やエージェントでSMSまたはメールで受信した電子請求書(E-invoice)を提示して支払っても良い。
以下のリンクで、さまざまな方法での支払いに関する詳細情報にアクセスが可能だ。
https://www.mpt.com.mm/mm/payment-through-bank-channel-mm/