高齢化と労働力不足が進む日本、ロボットがその穴を埋める

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世界でも有数の長寿国である日本は今、急速な高齢化と労働力の縮小に直面している。1995年、日本の人口が1億2400万人だった頃、労働力人口は8700万人だった。今、人口は1億2700万人に迫る一方で、労働力人口は7600万人にまで落ち込んでいる。調査によれば、2065年までに日本の労働力人口はわずか4500万人にまで縮小する可能性があるという。

日本は今、重工業からホテルの接客サービスまで、あらゆる場面でロボットに頼るようになっている。企業もこのロボット労働力に積極的に投資しており、企業価値の最大17.5%がロボット関連投資に充てられているケースもある。ホテルの中には、人間のスタッフ3人分の仕事を100台を超えるロボットでこなしているところもあるという。ここでは、日本の労働力不足と、それを補うロボット活用の広がりについて詳しく見ていく。

世界でも屈指の長寿国である日本では、1995年に8700万人だった労働力人口が着実に減少してきた。調査によれば、現在の7600万人から、2065年までにわずか4500万人にまで落ち込む可能性があるという。日本銀行の調査によれば、企業のロボット関連投資は企業価値の17.5%と過去最高水準に達している。これには大規模な製造用ロボットから、ホテルのルームサービスに使われるロボットまで含まれる。

企業がロボットの導入を進めるにつれ、日本のロボット関連企業の収益も伸びている。日本企業の90%以上は中小企業だ。厚生労働省の2016年3月31日時点のデータによれば、従業員100〜499人規模の中堅企業では、新規求人数が最大110万件に達しており、これは過去5年間で最多であり、従業員500人以上の企業の求人数のおよそ5倍にもなる。

日本では、ロボットは製造業や建設業だけでなく、飲食業やホテルのサービスでも一般的になりつつある。例えば、東京ディズニーランド近くの「変なホテル」では、140台のロボット・AIスタッフが100室のホテルの接客業務を担っている。ホテル支配人の永井幸夫氏によれば、これは通常であれば人間のスタッフ2、3人でこなせる仕事だという。いずれにせよ、労働力人口が縮小し高齢者人口が増える中、日本は人手不足を補うためにロボットの活用をさらに広げていく見通しだ。