Huawei Myanmar、新デジタル時代のICTの可能性を語るオンラインパネルディスカッションを開催

Huawei Myanmarは本日、ヤンゴンのHuawei Myanmar本社にてオンラインパネルディスカッション「ICT Enhances Sustainable Outlook for New Digital Era in Myanmar(ICTが切り拓くミャンマーの新デジタル時代への持続可能な展望)」を開催した。

新たなデジタル時代への移行においてICTが果たす重要な役割への理解を深め、ミャンマー市場の経済に影響を与える新技術への認知を高めることを目的に、登壇者たちは現在世界のデジタル領域に影響を及ぼしているテクノロジー活用型ソリューションについて議論した。

登壇したのは、Myanmar Information and Technology Pte Ltdの創業者兼CEOであるトゥン・トゥラ・テット博士、Onelink Technologies Co., Ltdの CEOでUMFCCI(ミャンマー商工会議所連合会)副会頭でもあるワイ・ピョー氏、Strategy First Education Group Ltd.の創業者兼社長であるアウン・チッ・キン氏。モデレーターはHuawei MyanmarのPRマネージャーであるミャ・ニン・エイン氏が務めた。画像出典 https://www.facebook.com/Huawei-Myanmar-110462567401363/

今回、ミャンマーICT業界を代表する面々が一堂に会した背景には、ミャンマーが重要な発展の岐路に立っているという事情がある。ICT産業への参入自体は遅れたものの、その後の発展速度は目を見張るものがあり、ここ数年でミャンマーは世界で最もモバイル通信の普及が速い国の一つとなった。政府・貿易・投資の各分野でデジタル技術の活用を進め、ミャンマーの地位強化を目指す野心的な「Myanmar Digital Economy Roadmap 2018-25」の存在も、こうした動きに一段と弾みをつけている。同ロードマップには14の目標が掲げられており、経済活動に占めるオンライン金融取引の割合を2019年の0.5%から2025年までに30%へ引き上げること、同期間にデジタル産業への海外直接投資(FDI)を60億ドルから120億ドルへ拡大することなどが盛り込まれている。

Huawei MyanmarのFacebookページでライブ配信されたこのパネルディスカッションでは、主にこの数ヶ月の経験や事例を振り返るセッション、現状を踏まえてICTが経済回復にどう貢献できるかを展望するセッション、そして新デジタル時代を迎えるにあたってミャンマーが取り組むべきことについてのセッションが行われた。

トゥン・トゥラ・テット博士は次のように述べた。「私たちはまだ黎明期にいます。だからこそ『クアンタムリープ(量子的飛躍)』という考え方が必要なのです。デスクトップの時代、ミャンマーでパソコンを持てる人はごく一部でした。多くの人がデスクトップの時代を飛び越えて、モバイルやタブレットの時代へ移行しました。将来的には、モバイル端末すら必要としなくなるかもしれません。代わりにARやセンサーを活用するようになるでしょう。従来のやり方を続けていては、他国に追いつくことはできません。ビジョンとしてクアンタムリープを掲げる必要があります。もちろんすべての分野で一足飛びの飛躍ができるわけではありませんが、特定の分野を選び、そこでより良い成果を出すというビジョンを持つことはできるはずです」

Onelink Technologies Co., LtdのCEOであるワイ・ピョー氏は、ビジネスにおけるテクノロジー活用の効果と、企業が持つ独自の技術ニーズとのバランスの取り方について論じた。同氏は「デジタルトランスフォーメーションのためには、政府関係者、企業、消費者が一丸となって取り組む必要があります。地方でもテクノロジーを利用できるようにしたいのであれば、政府は手頃な価格を設定すべきです。また企業側も、デジタルトランスフォーメーションを『コストがかかる、難しい』と恐れるのではなく、何をどう変えるべきかを前向きに考えるべきです。消費者やユーザーの側も、使い方を学びデジタルリテラシーを高めていく必要があります」と語った。画像出典 https://www.facebook.com/Huawei-Myanmar-110462567401363/

アウン・チッ・キン氏は「民間セクターがさらに進展するためには、より大きな権限が必要だと考えています。例えば通信業界は、規制が緩和されてから大きく発展しました。政府がデジタルインフラにどれだけ投資する意思があるか、そしてそれを踏まえて民間セクターがどこまで前進できるかが、今後の大きな改善を左右するでしょう。また、ICT職業訓練にどれだけ投資するかも重要です。海外からの帰国者はスキルセットや技術を持ち帰ってきますから、こうした人材を最大限に活用することが大切です」と述べた。

Huawei MyanmarのCEOであるディン・ザオイ氏は「ミャンマーの業界を代表する専門家たちが主導するこのオンライン対話を開催できたことを嬉しく思います。これは、世界のICT分野からより多くの知見を得るためのプラットフォームとなります。最先端技術によって世界がどのように横断的に進化しているか、そして世界のコミュニティが先端技術のもたらす影響にどう向き合っているかについての彼らの洞察は、ミャンマーが独自のデジタルトランスフォーメーションへの道を歩む上で、大きな示唆を与えてくれるでしょう」と述べた。さらに「ICT分野における前向きな取り組みを後押しする機会は、地域のICTセクターの長期的な発展に貢献するという、Huawei Myanmarとしてのコミットメントに合致するものです」と付け加えた。

ライブ配信を見逃した方向けに、録画映像もHuawei Myanmar公式Facebookページ(shorturl.at/dmPY9)で公開されている。今回は、2ヶ月前に開催された第2回Huawei Myanmar ICT Congressに続き、Covid-19期間中にHuawei Myanmarが開催する2回目のオンラインパネルディスカッションとなった。