ミャンマーにおける新型コロナウイルス(COVID-19)対策の一環として、Grabミャンマーはパートナードライバーおよびフードデリバリー配達員に対し、COVID-19に起因する損失を支援すると発表した。
Grabは総額2万米ドル規模の「パートナー支援基金」を設立する。条件を満たすパートナードライバーまたはフードデリバリー配達員が新型コロナウイルスに感染した場合、または特定の場所での隔離を公式に指示された場合、Grabは1日あたりの収入減少を補うため、また療養・隔離期間中の家族の生活を支えるため、20万チャットを支給する。
画像提供 ― https://web.facebook.com/GrabMM/
支給対象となるのは、Grabプラットフォーム上で日常的に稼働しているパートナー配達員、および2019年12月以前に登録し2020年2月までに合計100件の配車を完了しているパートナードライバーである。支援を受けるには、ミャンマー保健スポーツ省(MOHS)が発行したCOVID-19陽性の検査結果、またはMOHSが指定する場所での14日間の隔離を義務付ける公式指示書を提出する必要がある。
Grabミャンマーは、必要な場合には濃厚接触者の追跡調査について現地当局へ全面的に協力する体制を整えている。Grabが構築したダッシュボードを使えば、各ドライバーが乗せた乗客、あるいは各乗客を乗せたドライバーといった接触履歴を、短時間で速やかに割り出すことができる。この追跡作業は通常5分以内で完了し、必要に応じて処理能力をさらに拡張することも可能だという。
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Grabミャンマーはすでに、COVID-19の感染拡大を見越した予防策にも着手している。2020年2月には、ヤンゴンとマンダレーのパートナードライバーに向けて数千枚の医療用マスクと手指消毒剤を配布し、使用方法のガイドラインも周知した。Grabドライバーセンターや、ソーシャルメディア・アプリ内通知を通じて、保健スポーツ省(MOHS)が定める衛生・安全ガイドラインの最新情報をパートナードライバーへ継続的に発信している。さらに、パートナードライバーおよびフードデリバリー配達員の日常業務における衛生意識を高めるため、一連の啓発動画をソーシャルメディア上で公開する予定だという。
ドライバーまたは乗客に体調不良が疑われる場合は、Grabアプリのヘルプセンターに新設された窓口から24時間対応のカスタマーサービス部門へ通報できる。カスタマーサービスチームによる調査・確認を経て、該当するパートナードライバーまたは乗客のアカウントは、健康証明書を取得するまで一時的に利用停止となる。
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ヤンゴン市民の多くがGrabFoodのフードデリバリーサービスを利用していることを踏まえ、Grabミャンマーは提携レストランに対しても衛生基準の遵守を呼びかけている。複数の提携レストランの料理を一か所で調理する「GrabKitchen」サービスの導入も控えていることから、Grabはより高い水準の衛生管理を徹底する方針だ。Grabミャンマーはすべてのパートナードライバーおよびフードデリバリー配達員に対し、常に警戒を怠らず、注意事項を守り、個人の衛生に気を配り、乗客の送迎や料理の配達時には医療用マスクを着用するよう継続的に呼びかけている。また、自身の体調不良や、感染が疑われる人物の特徴に気づいた場合は、速やかに受診し、関係当局へ報告するよう指導している。