自分に合ったプロセッサ搭載スマートフォンの選び方

プロセッサは、いわばスマートフォンの「脳」にあたる部分です。機能の数が多かろうと少なかろうと、端末のすべての機能を制御しています。ハイエンドのフラッグシップスマートフォンには高性能なプロセッサが搭載されます。価格が上がるほど性能も上がりますが、本当にそこまでの性能が必要かどうかは自分自身に問いかける必要があります。必要なプロセッサの種類は、スマートフォンで使いたいアプリや機能によって変わります。手の届く価格帯の中で、望ましい性能のプロセッサを搭載した機種を選ぶことが大切です。

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「プロセッサ」とは何か?

プロセッサとは、実質的にはSoC(システム・オン・チップ)とチップセットのことです。プロセッサはスマートフォン内で行われるすべての機能を直接制御・処理します。プロセッサの性能が高いほど、端末の動作は速くなります。プロセッサの役割はデータ処理だけにとどまりません。カメラ、Wi-Fi、画面、セキュリティシステム、グラフィックス、Bluetooth、インターネット接続といった、ハードウェアや各種機能のサポートも担っています。

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コア数とコアスピードでプロセッサを選ぶ

プロセッサの性能は、コア数とコアスピードによって変わります。コアは、スマートフォンの処理能力を左右する要素です。コア数が多いほど、より複雑なアプリケーションをうまく処理できます。現在、ほとんどのスマートフォンはマルチコアプロセッサを搭載しており、主流はデュアルコア(2コア)、クアッドコア(4コア)、オクタコア(8コア)です。ヘキサコア(6コア)を採用したプロセッサも存在しますが、かなり珍しいタイプです。

プロセッサの性能は、ギガヘルツ(GHz)と呼ばれるコアスピードでも測定できます。これは各コアの動作速度を示すものです。ただし、マルチコアプロセッサは複数のGHz値を持つため、性能と効率を同期させることができます。例えば、Qualcommの新しいSnapdragon 845チップセットは8つのコアを搭載しており、4つは2.8GHz、残りの4つはバッテリー消費を抑えるために1.7GHzで動作します。そのため、プロセッサを選ぶ際はコア数だけでなく、コアスピードにも注目する必要があります。

 

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ブランドとシリーズでプロセッサを選ぶ

プロセッサは、ブランドやシリーズによっても選ぶことができます。スマートフォン向けプロセッサを製造している企業はごく限られており、その中でもQualcommとMediaTekが業界をリードしています。Apple、Samsung、Huaweiもプロセッサを製造していますが、そのほとんどは自社のスマートフォン向けです。上記の2社はいずれも、性能レベルごとに整理されたチップセットを展開しています。Qualcommには Snapdragon 200、400、600、800といったモデルがあり、シリーズの数字が大きいほど性能も高くなります。Qualcommは最近、これまでで最高性能となるSnapdragon 845シリーズを発売しました。MediaTekのプロセッサには独自の命名規則があります。エントリーレベルとミドルレベルの2段階があり、通常はMT67のように2桁の数字が使われます。プレミアムなミドルレンジは「Helio-P」、より上位のプロセッサは「Helio X」と呼ばれます。MediaTekの場合、アルファベット順で後の名称ほど性能が高いことを意味します。