訪問回収型リサイクルアプリ「Recycle Myanmar Application」発表

家庭から出るゴミの回収、リサイクル品の売買をモバイルで行える新しいリサイクルアプリ「Recycle Myanmar Application」の発表イベントが、2019年9月25日、ヤンゴンのセインラン・ソーピェー庭園にあるZephyr Coffee & Restaurantで開催されました。

 


写真提供:Myanmar Tech Press

これは、水のボトル、ガラス瓶、新聞、雑誌、紙、割れた電池の容器、古い電子機器、プラスチック容器といったリサイクル可能な品の買い手と売り手をつなぐ無料のモバイルアプリです。デンマークの開発援助の一環であるResponsible Business Fund(RBF)が、このアプリの開発に一部資金を提供しています。

売り手は「Recycle Myanmar User」アプリをインストールし、売りたい品の大きさを選び、位置情報を設定して住所を入力する必要があります。GPSを利用した「Recycle Myanmar Picker App」を通じて、買い手もリサイクル品を探し回ることなく購入できます。

このアプリの開発目的は、リサイクル品に直接触れることなく、アプリを通じて簡単に売買を管理できる仕組みを作ることです。


写真提供:Myanmar Tech Press

「これは廃棄物を管理するためのネットワーク構築でもあります。ミャンマーでは毎日2万トンを超える廃棄物が発生しています。私たちは、住民、ティーショップ、レストランから出る廃棄物を簡単に取引できるよう、このアプリを設計しました。このアプリはすでにピィー市とマンダレー市で導入されており、来年の初めにはヤンゴンでの展開を計画しています。アプリの利用需要が高まれば、今後は一定の手数料を頂くことも検討しています。ある地域での利用が安定して初めて、次の地域へ展開していく方針です」と、Recycle Myanmar Applicationの開発者コーポンニャ氏は述べました。

 


写真提供:Myanmar Tech Press

「買い手は、これまでのように街を歩き回ることなく、電話でのやり取りでリサイクル品の取引先を探せます。同様に、売り手もリサイクルショップまで足を運ぶ必要がなく、自宅にいながらリサイクル品を売却でき、時間の節約になります。買い手と売り手の取引がうまくいけば、ゴミが周囲に捨てられることもなくなり、環境保全にもつながります」と同氏は続けました。

このアプリにはB2CプラットフォームとB2Bプラットフォームという2つの役割があります。B2Cプラットフォームでは、Grabアプリのようなモバイルアプリを通じてリサイクル品の売り手と買い手をつなぎます。一方B2Bプラットフォームでは、企業がビジネスディレクトリのようにリサイクル品を再販したり、Recycle Myanmarを通じて原材料としてオンラインで発注したりできます。

 


写真提供:Myanmar Tech Pressによるスクリーンショット

ピィー市で3か月間のテストを経た後、マンダレー市でも展開されました。現在、ピィー市・マンダレー市周辺で200人を超える買い手と700人を超える売り手がこのアプリを利用しており、今後は他の管区・州へも広がっていくことが期待されています。このアプリは現在Android端末で利用可能で、近日中にiOS端末でも利用できるようになる予定です。

Recycle Myanmar Applicationのリンクは以下の通りです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.recyclemm.user
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.recyclemm.picker
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.recyclemm.business