PayPalがMetaMaskと提携し、暗号資産の購入をより簡単に

オンライン決済サービスのPayPalが、暗号資産の世界での存在感を広げるべく、MetaMaskと提携したことが明らかになった。暗号資産ウォレット「MetaMask」の開発元であるConsenSysが、この提携について発表を行った。

今回の発表により、MetaMaskの利用者はPayPalを使って暗号資産(ETH)を購入できるようになった。MetaMaskは、PayPalのようなオンライン決済手段を暗号資産の世界でこれほど手軽に使えるようにした初のWeb3ウォレットと言ってよいだろう。利用者は今後、PayPalから直接ETHを購入し、MetaMaskへ送金できるようになる。

MetaMaskは最も広く使われているウォレットの一つで、NFTやPlay-to-earnゲームとの連携によく使われている。MetaMaskウォレットに何も資産がない場合、通常はCoinbaseやKrakenといったサービスで暗号資産を購入してから、MetaMaskウォレットに送金する必要がある。MetaMaskの他の提携先を通じて購入する場合も、通常は本人確認のための個人情報が必要な、長時間かかるKYC(本人確認)手続きを完了させる必要がある。

画像: ConsenSys

今回のPayPalとの提携により、MetaMaskの利用者はこのKYC手続きを一切経由する必要がなくなる可能性がある。PayPalは現在世界中に4億3000万のアカウント保有者を抱えており、これはPayPal側にとっても大きなメリットをもたらすことになる。すでにPayPalアカウントにETHを保有している場合はそれを移動させられ、さらに必要な場合はPayPalを通じて直接ETHを購入することもできる。

MetaMaskのプロダクトマネージャーであるLorenzo Santos氏は、「PayPalとのこの提携により、利用者はMetaMaskを通じてより簡単に暗号資産を購入できるようになると同時に、より広範なWeb3エコシステムを本格的に探索する機会を得られるようになる」と述べている。

PayPalを使ってMetaMaskウォレットに暗号資産を追加する手順:

1. MetaMaskモバイルアプリにログインする。

2. 「Buy」をタップし、「PayPal」を選択する。

3. ETHに変換したいドル金額を選ぶ。すると自動的にPayPalへ移動する。

4. PayPalを通じて暗号資産の購入を完了させる。すでに十分なETHを保有している場合はそのまま終了してもよい。

5. これで完了だ。MetaMask内から直接、そのまま暗号資産を購入し、自分自身でWeb3を探索できるようになる。

参照元: https://en.myanmartechpress.com/paypal-teams-up-with-metamask-to-make-buying-crypto-easier/