Googleの新しい文脈翻訳機能がAI翻訳に登場へ

AI技術が進化を続ける中、その存在感はビジネスやインターネット関連サービスの両方で大きくなっている。これまでAIに頼ってこなかった分野でも活用が広がっているだけでなく、自動翻訳システムのように以前からAIを活用してきた分野でも、その性能や精度がどれだけ向上したかを見過ごすことはできない。

2月8日にパリで開催されたAI関連イベントで、GoogleはGoogle翻訳への今後のアップデートを発表した。Googleは現在、検索された単語をその使われている文脈に応じて翻訳する「Contextual Translation(文脈翻訳)」という新機能をテスト中だ。

Contextual Translationにより、AIによる翻訳の精度が目に見えて向上することが見込まれる。特にこれから言語学習を始める人にとっては、検索した単語に関連する語句や別の意味をまとめて表示してくれるだけでなく、自分が本当に表現したい正確な意味にたどり着く手助けにもなる。

画像: Google

画像に示されている通り、英単語「novel」には「小説」「新しい」「独特な」という3つの異なる意味があり、フランス語に翻訳するとそれぞれ別の単語(novel、nouveau、original)に対応する。この種の機能は、翻訳者にとっても言語学習者にとっても大きな助けになりそうだ。

Contextual Translationにより、Googleは英語、スペイン語、フランス語、日本語、ドイツ語の間の翻訳で、単語ごとの意味を表示できるようになる。この機能は数ヶ月以内に他の言語にも拡大される予定だ。Googleによると、Contextual Translationのアップデートは今後数週間以内に展開され、今年後半にはさらに5つの言語が追加される予定だという。

Googleは最近、新しいAR翻訳レンズ機能を搭載してGoogleレンズを刷新した。この機能は、Pixelの「消しゴムマジック」技術を使って既存のテキストを削除し、元のスタイルに合わせた翻訳後のテキストを再挿入する。

Googleは、今後数年のうちにAIを活用した翻訳システムにより、同社の翻訳サービスが現在よりもさらに高速かつ正確になるとしている。

参照元: https://en.myanmartechpress.com/googles-new-contextual-translation-feature-coming-to-ai-translation/