Microsoft、WindowsをAIオペレーティングシステムへ進化させる構想

今やAIがあらゆる場所に浸透しつつある中、Microsoftは今度はWindowsそのものをAIオペレーティングシステムへと作り変えようとしているようだ。そのためMicrosoftは、「Copilot+ PC」という新しいデバイスカテゴリを発表したばかりだ。Copilot+ PCには、AI専用ハードウェアが内蔵され、OSのほぼ全体にAI機能が組み込まれている。

それだけではない。Microsoftによれば、これまで開いたアプリ・ファイル・コンテンツを遡って検索できる生成AI機能や、「Recall」と呼ばれる機能も追加されるという。Recallは一種の「写真のような記憶力」として機能し、パソコン上で行ったことや検索したことを、あとから何でも遡って探し出せる。この機能を実現するため、Windows 11はラップトップ本体上で40以上のAIモデルを動かすことになる。もう一つ興味深い点として、Copilotはその1週間前に発表されたばかりのOpenAIのGPT-4oモデルも利用できるようになる。MicrosoftのAI「Copilot」は、Windows 11の機能にかなり深く組み込まれていることも見て取れる。

新たに発表されたCopilot+ PCは、いわばMicrosoftのAI特化型Windowsハードウェアと言える存在だ。AI機能を快適に動かすのに十分な性能を備え、少なくとも16GBのRAMとSSDストレージを組み合わせている。第一弾のCopilot+ PCはQualcommのSnapdragon X EliteおよびPlusチップで動作し、バッテリー駆動で最大15時間のウェブ閲覧、およそ20時間の動画再生が可能だという。

最初のCopilot+ PCは6月18日から発売開始で、価格は999ドルから。