まもなく登場するMIUI 12とその新機能

MIUIは、中国の電機メーカーXiaomiが開発したAndroidベースのスマートフォン・タブレット向けOSだ。MIUIは2010年8月から開発が始まり、現在では世界で4億人を超える利用者を抱える、最も人気のあるAndroid OSの一つとなっている。

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最初のMIUIは、中国のスタートアップ企業Xiaomi Techが、中国語版Android 2.2x Froyoをベースに中国国内で開発したものだ。中国国内向けのXiaomiスマートフォンはGoogleサービスを利用できない一方、中国本土以外で販売される端末では、Google Play ServicesやGmail、Googleマップ、Google Playストアといった Google アプリに対応している。

MIUIはこれまでに複数のバージョンをリリースしてきた。最初のMIUIであるMIUI 1は2010年8月、Android 2.1ベースでリリースされた。MIUI 2とMIUI 3ではUIの調整が行われ、MIUI 4ではウイルス対策機能が追加された。その後もMIUI 11まで様々な機能が追加されてきた。MIUI 11は2019年10月にリリースされ、Android 7.0から10.0までのバージョンにアップグレード可能だ。

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Xiaomiは、MIUI 11のリリースからわずか数ヶ月でMIUI 12の開発を進めてきた。MIUI 12のベータ版は現在中国国内で利用されており、5月19日にオンラインローンチイベントを通じて世界で正式にリリースされる予定だ。MIUI 12ではアニメーションがよりなめらかになり、ユーザーインターフェースもより現代的になっている。システム全体も従来より大幅に改善される見込みだ。

MIUI 12で追加された機能の一つが、新しいコントロールセンターだ。ホーム画面から下に引き出すことで、明るさ、Wi-Fi、Bluetooth、データ通信のオン・オフを調整できる。iOSに近い操作感で、レイアウトは設定画面からカスタマイズ可能だ。もし使い心地が合わない場合は、いつでもMIUI 11の表示に戻すこともできる。MIUI 12の注目機能の一つがダイナミック壁紙で、宇宙から地球や火星を眺めるようなライブ壁紙になっている。

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アニメーションに関しても、革新的で現代的なアニメーションやトランジションが全体にわたって採用されている。アニメーションがシンプルかつ現代的になったことで、より快適な操作体験が得られる。設定画面のストレージ容量は円柱形のグラフィックで表示され、各カテゴリーが異なる色で示される。さらに、バッテリー設定画面では、残りの充電時間や使用済みバッテリー量もアニメーションで表示される。

MIUI 12では、ナビゲーションジェスチャーを左右にスワイプすると「戻る」動作になり、画面下から上へドラッグするとホーム画面に戻る。画面の端から中央に向けてドラッグして保持すると、オーバービュー画面が表示される。そのほか、スマートフォンから離れて集中したいことに専念できる「フォーカスモード」、マルチスクリーンのような「フローティングウィンドウ」機能、Xiaomiのスマートフォン・ノートパソコンやOPPO・Vivo・Realmeのスマートフォンともデータを共有できる「Mi Share」システム、ランニング・ウォーキング・サイクリングを記録する「Xiaomi Health」機能なども搭載されている。